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「緊急医療救護所」設置・運営訓練を実施~コロナ禍だからこそ大規模災害に備える~

令和2年11月15日(日)、初めて八王子市が主催の「緊急医療救護所」設置・運営訓練が実施されました。

「緊急医療救護所」は、大規模災害時に災害拠点病院や災害拠点連携病院の敷地内または近隣に設置し、けが人を受け付け、トリアージし、中・重症者を病院に収容し、軽症者はそこで処置をするための場所です。これは、阪神淡路大震災や東日本大震災の時に、多数のけが人が集中して医療機関が混乱したのを教訓に、構築されたものです。

実災害時、「緊急医療救護所」は、市と医師会が中心となり、他の医療関係者、地域住民や学生、看護学生等のボランティアの協力を得て設置・運営するところですが、八王子市には、15カ所の「緊急医療救護所」設置予定病院があり、市がすべての病院で訓練を主催し実施できないため、これまでは病院で訓練を計画し、市が共催で参加する形で実施してきました。

当センターでも、毎回、近隣の住民、災害時応援協定を締結している大学、看護学校、四師会等、総勢350人規模で実施し、今年で5回目となります。

しかし、今年はコロナ禍で、地域住民や学生等の参加はできないと判断し、初めて八王子市と医師会が中心となり、薬剤師会、歯科医師会、柔道整復師会の総勢50人で、実災害に即した訓練が実施されました。

コロナ対策にも万全を期し、マスク着用、各エリアにアルコールを配置し、活動ごとにアルコール消毒をし、ソーシャルディスタンスを極力とるようにして行いました。

当センター職員も共催ではありますが、今まで訓練を積み重ねてきたノウハウを八王子市職員等に伝え、支えるために延べ50人が参加し、インストラクターや搬送担当をしたり、安全管理者等のサポート役として活躍しました。

八王子市職員や参加した四師会の皆さんも、「このように本来の形で訓練を実施できたことは、実災害に備えて大きな前進であり、多大な成果を収めることができた」と評価していました。

来年度もコロナがどのような状況になっているかわかりませんが、このような重要な訓練を、引き続き実施していきたいと思います。

 

(総務課 防火防災対策室長 丸山幹夫)

(当センター自衛消防隊が見守る中、市職員によるテント設置。)

使用した(受付時に検温と手指消毒)

(ソーシャルディスタンスを守りながら市職員による全体説明)

(八王子市医療保険部長の挨拶)

(八王子医療センター池田病院長の挨拶)

(八王子医療センター志村副院長、𠮷岡事務部長、岸田市議会議員)

(本部長の八王子市災害医療コーディネーターの徳岡先生と池田病院長とで協力体制の確認)

(本部運営)

(八王子医療センターのインストラクターが見守る中、歯科医師会・八王子市保険師、八王子医療センター看護師が傷病者カードによるトリアージ実施。)

(診療エリアを統括する八王子市災害医療コーディネーターの朽方先生と薬剤師会、八王子市保険師による処置、処方)

(八王子市災害薬事コーディネーターの新井先生を中心に薬剤師による処方)

(東京都南多摩医療圏災害医療コーディネーターであり、八王子医療センター救命救急センター長の新井先生からの講評)

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